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マクラーレン 2008年シート争奪戦情報 |
スパイゲート事件のさなかにオーナーのロン・デニスとフェルナンド・アロンソの不仲が一気に表面にでたことがあるようながたがたなチーム状況となってしまっている。黄金期の始まりかと思えば逆に来季以降が不透明な部分まで出てきている。フェルナンド・アロンソが離脱となり、かつ、大手スポンサーがアロンソとともに移動するようなことがあれば大変状況になってしまう。ルイス・ハミルトンの残留は当然決定しているがもう一つのシートは全くもって不透明な状況だ。
ニコ・ロズベルグの契約を買い取る話が有力とされているがこれはウィリアムズの財政状況次第。トヨタがエンジン無償というようなことがあればこの話はかなり困難な話になる。またジェンソン・バトンと裏で交渉を行っているという話もあるがこれは来季のホンダ・レーシングの体制次第だろう。
ハミルトンは単年度契約だが当然のごとく長期契約となっていくことが見込まれる。ただしフェルナンド・アロンソの移籍は決定的。完全に安定した体制であったはずが今は逆に最も不明な状況にまで落ち込んでいる。11月2日フェルナンド・アロンソとマクラーレン間の契約が解消されたことが明らかになった。10月の末日よりアロンソのマネジャー及び弁護士がマクラーレンと契約についての話し合いを開始。その直後の11月2日に正式に契約解消が発表という流れだった。
アロンソはルノーもしくはレッドブルが有力とされており、またウィリアムズがトヨタより資金を得て獲得に参戦したという情報が流れ始めている。
ニコ・ロズベルグの契約をウィリアムズから買い取る、もしくはジェンソン・バトンを強引に移籍させるといった無理のある話になり始めている。その一方でヘイキ・コバライネンがマクラーレンとの契約交渉を開始したことが伝えられた。また彼によると移籍をすることが少しでも可能性のあるドライバーが全てアクションを興し始めているようだ。
何か変化があるとすればメルセデスの撤退もしくはロン・デニスの引退、一時噂になった他チームを買い取りマンスール・オジェとともに新たなチームを興すというような相当なイレギュラーな状況が発生したときのみだろう。今年から来年にかけてなにかあるとすればチームとしては逆に大問題になるだろう。
とまあ以前の更新では上記のように書いていたのですが、本当に大問題の側が発生してしまっている。マクラーレンと関係が過去あったようなドライバーはすでにシートが決まっていたりする。となると来季F1で充分に走る能力がありながらもシートを失う選手に目が移るのかもしれない。この条件を満たすのはラルフ・シューマッハーとヴィタントニオ・リィウッティぐらいしか存在していない。他はペドロ・デラロサがキープされているもののレギュラー・ドライバーとしての昇格はもう年齢的に難しいだろう。そのほかではアロンソにより玉突きでシート喪失もしくはレギュラー昇格が見送りになるドライバーしかいない。可能性はフィジケラ、コバライネン、ネルショーネ・ピケといった感じになるがまあ立場がわざわざ難しくなるシートを選ぶかどうかは難しいところだろう。
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